「弁護士と顧問契約を結んだらどんなメリットがあるのか」と、迷っている経営者の方も多いのではないでしょうか。中小企業や零細企業の場合、費用面の問題から顧問弁護士をつけないところも少なくありません。
しかし、弁護士と顧問契約を結ぶと信用力が高くなり、取引や契約などがスムーズに進みます。今回は経営に関する悩みを抱えている方のために、顧問弁護士と契約するメリットについて解説していきます。
弁護士の顧問契約のメリット3つ
まずは弁護士と顧問契約を結ぶメリットを3つ紹介します。信用力の向上や法務コストのカットなど、顧問契約を結ぶことで今後の企業活動がスムーズになっていきます。
信用力が高まる
弁護士と顧問契約を結べば、企業としての信用力が高まります。中小や零細企業にとっては、弁護士の有無だけでも信用力が変わるでしょう。
また、顧問弁護士との契約で法令順守をアピールできます。弁護士は法律の専門家であり、顧問契約を結んでいれば「この企業は法律やコンプライアンスをきちんと守っている」と認めてもらえるようになります。中小・零細企業はどうしてもステータスを低く見られがちですが、顧問弁護士がいるだけで取引先や金融機関などから立派な企業であると評価してもらえるようになるでしょう。
法務コストのカット
顧問弁護士と契約を結ぶことで、法務にかかるコストをカットできます。法務部を作って従業員を配置する企業もありますが、一般の従業員では法律の知識に限界があり、契約書や紛争などの問題にうまく対処できないでしょう。
しかし弁護士と顧問契約を結べば、法律の観点から最適な解決方法を見出せます。コストとしても数万円程度の顧問料で収まり、無駄な人件費をカットできます。コストの観点からも、顧問弁護士との契約はおすすめです。
優先的に相談を受けてもらえる
顧問弁護士と契約していない場合、法律に関する相談をするためには弁護士探しから始めなければなりません。日程を調整し、決まった日に事務所を訪れて、その都度相談料を払うという形です。移動にかかる時間も増えてしまうため、面倒に感じる方も多いでしょう。
しかし弁護士と顧問契約を結んでいる場合は、わざわざ探す必要がありません。顧問弁護士に対しては、メールやチャットなどでも連絡可能です。優先的に相談を受けてもらえるのも、顧問弁護士の魅力の1つです。
信用力が高くなることで得られるメリット
ここでは信用力が上がることで得られるメリットを紹介します。代表的な3つのシーンを挙げて解説していくので、具体的なイメージもわきやすいのではないでしょうか。
取引がスムーズに進みやすい
取引相手によっては、顧問弁護士の存在にこだわるケースがあります。コンプライアンスや契約を守ってくれるか不安に思う企業も多く、顧問弁護士がいない企業とは商談をしないというケースも少なくありません。
顧問弁護士の存在が社会的ステータスになるので、安心して取引に臨めるようになります。たしかに顧問料などの費用はかかりますが、契約を結んだ方が得だといえるでしょう。
商品の魅力を伝えやすい
顧問弁護士がいるだけで、自社が推す商品の魅力を相手に聞き入れてもらいやすくなります。法律の専門家の存在がコンプライアンス重視のアピールになり、相手は安心して商品に興味を持ってくれるようになります。
中小・零細企業は自信のある商品やサービスがあっても、実績や体制が弱いことから取引が成立しないということも少なくありません。しかし顧問弁護士がいると信用力が上がり、商品のアピールが通りやすくなるでしょう。
トラブルが起きても解決しやすい
取引中にトラブルが起こってしまっても、顧問弁護士に相談することですぐに対策を取ることができます。 不利な条件を押しつけてくるような場合でも、顧問契約中の弁護士が相手の間に入れば公平な観点で話し合いを進めることが可能になります。ビジネス上のコミュニケーションをスムーズに進めるために、顧問弁護士のアドバイスを必要としている方も多いのです。
まとめ
顧問弁護士は、中小・零細企業の信用力を上げるうえでは欠かせない存在といえます。法律の専門家の存在によって取引相手に話を聞いてもらいやすくなり、より多くのお客様に安心感を与えることができるようになります。会社の利益を上げたい、影響力を高めたいと考えている方は、信頼できる顧問弁護士に一度相談してみてはいかがでしょうか。
「ソエル法律事務所」では、中小・零細企業向けに弁護士の顧問契約の依頼を請け負っております。企業には契約書の作成や同意・債務や債権の処理、紛争解決などの問題がつきものであり、1つの問題に苦労することも多いでしょう。相場よりも低い値段で面倒な法律問題を解決してまいりますので、顧問弁護士との契約をご希望の方はお気軽にご相談ください。
